ぶどうジャム(スチューベン)

アメリカ生まれのぶどうで作るジャムです。実が小さく、皮ごと入れても食べやすいジャムです。糖度が高く、甘いジャムに仕上がります。年末から冬まで出荷され、秋を過ぎても手作りのぶどうジャムが楽しめます。

材料
スチューベン:580gレモン汁:大匙2
砂糖:120g(20%)赤ワイン:大匙6

作 り 方

①ぶどうの実を流水で洗います。

②1粒ずつ半切りにして串で種を取り除き、鍋に入れます。砂糖を加えて、1~2時間置いて水を出します。

③中~弱火で煮ます。

④赤ワインを加え、焦げつかないようにヘラでゆっくりとかき混ぜます。実が崩れて果皮が溶けたらレモン果汁を加え、とろとろになったところで火を止めます。

⑤熱湯消毒したガラス瓶にジャムを移し、蓋を閉めます。室温で冷ましてから、冷蔵庫等に貯蔵します。

<一口メモ>
赤ワインを入れると味がまろやかになります。
果皮が気になる場合は、箸や網じゃくしですくって取り除きます。
<ミニ知識> スチューベン
ブドウ科ブドウ属。
1947年にアメリカのニューヨーク農業試験場で、ウェイン種とシュリダン種を交配して作られた品種です。日本には1952年に導入され、寒冷な気候での栽培に適しているため、青森県を中心に東北地方で栽培されています。
糖度が高いため日持ちが良く、10月が収穫期ですが低温貯蔵により2月まで食べることができます。