手作りジャムの研究

ジャムを作る際に必要な調理器具と優れものグッズです。入手しにくいものは通販などを利用すると便利です。

1.必要な調理器具
2.あったら便利なもの


<ホーロー鍋>

 ジャム作りでは、柑橘類やレモン汁など酸性の材料を多く使います。アルミや鉄などの酸に弱い鍋は酸化した金属が溶け出す可能性があり、あまり適していません。また、長い時間煮込むので、ステンレスのような熱伝導率の低い鍋は焦げ付きやすくなります。
 焦げ付かないようにすればステンレス鍋でも可能ですが、熱伝導率が高く酸化しないホーロー鍋がジャム作りには一番適しています。

<木べら>

 鍋に焦げ付かないように、調理中の果物をかき混ぜるのに使います。木べらなら、鍋を傷つけず、撹拌しやすく、加熱しながら果物を潰すこともできます。

<秤>

 果物や砂糖の重さを量るときに使います。

<ガラス瓶>

 ジャムを入れるための容器です。ジャムを保存するためには、瓶を熱湯消毒し、高熱の状態でジャムを入れて蓋をし、殺菌します。
 このため、高温に耐えられる密閉蓋付きのガラス瓶は必須です。
 ほかの食品に使われていたガラス瓶を再利用したり、100円ショップなどで手に入れることができます。

<トング>

 パンやパスタを挟んでつかむときに使う道具です。熱湯から瓶の口を挟んで取り出すのに使うので、しっかり挟めるシリコン製がおすすめです。

<鋼の包丁>

 果物を切ったり、柑橘類の果皮からピールを作るためには、切れ味のよい鋼(はがね)の包丁が必要です。果物は繊維質が多いため、包丁が鋭利でないと果皮や果肉がうまく切れなかったり、つぶれたりしてしまいます。
 果実には酸性のものが多いので、使用後は包丁をよく洗って錆びないようにし、切れ味が鈍ったら砥石で研ぎます。


<調理ばさみ>

 柑橘類で、小袋の果芯の筋を取り除いたり、果芯の筋を切って中から種を取り出す際に、あると便利です。

<竹ぐし>

 実の中の種を取り出したり、梅などの小さな果実の付け根部分に残っているヘタやホシを取り除くのに使います。

<網じゃくし>

 絵の策に丸い網が付いていて、天ぷらでタネや天かすを掬うのに使うものです。ジャム作りでは、鍋から灰汁を取り除くのに使います。

<すり鉢とすりこ木>

 栗ジャムを作る際に、栗をつぶすのに使います。

<フードプロセッサ>

 パイナップルや梅などの細断しにくい果実や、みじん切りにしてジャムを作る際にあると便利です。

<ゴムベラ>

 フードプロセッサの金属容器や、ガラスボウルからみじん切りにした食材やをきれいに取り出すために使います。柔軟性があり、金属やガラスを傷つけません。

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