桃ジャム(黄桃)
黄桃の仲間・黄金桃は、生食用につくられた品種です。黄桃は歯ごたえのあるのが特徴で、ジューシーで甘い黄金桃でつくったジャムは、桃の風味としっかりした果肉感が味わえます。
材料
黄金桃:450g | |
砂糖:180g(40%) | |
レモン果汁:大匙1 | |
ペクチン:小匙1 |
①桃の実を流水で洗い、果皮を剥いて果肉を乱切りにします。
②実は細かく切って鍋に入れます。(フードプロセッサで細断してもかまいません)
③砂糖と水を加えて強~中火で煮ます。
④沸騰したら弱火にし、実に透明感が出たら火を止めて15分間置きます。
⑤強~中火で煮て、沸騰したら弱火にしてペクチンとレモン汁を加え、とろとろになったら火を止めます。
⑥熱湯消毒したガラス瓶にジャムを移し、蓋を閉めます。室温で冷ましてから、冷蔵庫等に貯蔵します。
<一口メモ>
黄金桃は果肉が固いので、果肉を細かく砕いて、早く熱が通るようにします。<ミニ知識> 黄金桃
中国が原産のバラ科モモ属の落葉小高木です。一般に桃と呼ばれているのは水蜜種で、白桃、白鳳、黄桃の品種があります。果汁が多く柔らかい白桃に比べ、黄桃は果肉が固く、缶詰などの加工用に利用されます。
黄金桃は黄桃の仲間で、果皮と果肉は鮮やかな黄色です。川中島白桃の偶発実生で、長野県の池田正元氏によって育成されました。
果汁が多く甘く酸味があるため、濃厚でバランスのとれた味で、生食に適した品種です。
8月後半から9月に出荷され、長野県、山形県、福島県、山梨県などが主な産地となっています。