プルーン・ジャム

プルーンは別名セイヨウスモモ。実は紫色の果皮に白い果肉ですが、きれいな真っ赤な色のジャムに仕上がります。生で食べても美味しいですが、ジャムにすると甘酸っぱい夏の香りが口の中に広がります。

材料
プルーン:350g白ワイン:大匙2
砂糖:100g(30%)
レモン汁:大匙1

作 り 方

①プルーンの実を流水で洗い、上下に半分に切って種を取ります。(実の付け根の枝の残りも取り除きます)

②半切りの実をさらに4つに櫛切りにし、一つの実が1/8になるように切ります。

③櫛切りにした実を鍋に入れて砂糖を加え、しばらくおくと、果肉から水が浸み出します。

④強~中火で沸騰させ、実が柔らかくなったら中~弱火にして焦がさないようにヘラでかき混ぜながら煮詰めます。

⑤皮がはがれ、実が崩れたらレモン果汁を加え、とろとろになったら火を止めます。少量のリキュールを加えて混ぜると、美味しくなります。
*白ワインなど、アルコール類を多めに入れる場合は、煮詰めるときに入れて水分を飛ばします。

⑥熱湯消毒したガラス瓶にジャムを移し、蓋を閉めます。室温で冷ましてから、冷蔵庫等に貯蔵します。
<一口メモ>
プルーンは種が簡単に取れ、水分とペクチンも多いので、手軽に作れるジャムです。煮崩れるのが早く、20分程度でジャムになります。

<ミニ知識> プルーン
バラ科サクラ属の果樹です。
半生状のドライフルーツで食べられることが多く、鉄分が豊富で造血作用があるといわれますが、実際にはそれほど多くありません。
カスピ海沿岸のコーカサス地方が原産で、ヨーロッパに広まったといわれますが、現在はアメリカのカリフォルニアが一大産地となっています。
日本では長野県、北海道、青森県で栽培されています。