りんごジャム（ジョナゴールド）
ゴールデンデリシャスと紅玉をかけ合わせた赤いりんご、ジョナゴールドでつくるジャムです。甘さと酸味のバランスが良く、加工用にも適していてジャムに向いたりんごです。
材料
| ジョナゴールド：600ｇ（2個） | |
| 砂糖：200ｇ（33％） | レモン果汁：大匙2 |
| 水：適量 | 白ワイン：大匙4 |
作 り 方
①りんごの実を流水で洗い、8等分してから、芯を取って皮を剥きます。皮は色つけに使いますので、捨てないでください。
②皮を小鍋に入れてひたひたの水で煮ます。皮の色が白くなったら取り除き、薄赤い液を作ります。（「リンゴ等の皮からの色つけ」を参照）
③実は細かく切って鍋に入れ、（フードプロセッサで細断してもかまいません）②の液と砂糖を加えて煮ます。水は足りないようなら足します。
④中火～弱火で、実に透明感が出たら白ワインを加えます。
⑤レモン汁を加え、とろとろになったら火を止めます。
⑥熱湯消毒したガラス瓶にジャムを移し、蓋を閉めます。室温で冷ましてから、冷蔵庫等に貯蔵します。
＜一口メモ＞
好みでシナモンを入れると、風味の違ったりんごジャムになります。瓶に蓋をする前に、適当な長さに切ったシナモンスティックを刺すか、シナモンパウダーを振りかけます。＜ミニ知識＞ ジョナゴールド
バラ科リンゴ属セイヨウリンゴの一品種。ゴールデンデリシャスと紅玉の交配種で、紅玉のような赤色の果皮をしています。アメリカのニューヨーク州農業試験場で育成され、1968年に発表されました。日本には1970年に秋田県果樹試験場に導入されています。
ゴールデンデリシャスのサクサクした食感と紅玉の色味が特長で、甘みと酸味のバランスが良いといわれます。
青森県が主産地で10月から11月が旬の時期ですが、保存性があるため翌夏まで出荷されます。