マンゴー・ジャム(冷凍)

甘さと酸味がミックスした、南国フルーツ独特の味わいのマンゴー。その冷凍マンゴーを使った、手作りマンゴー・ジャムです。白ワインを加えると、マイルドで風味のあるトロピカルな美味しさが口に広がります。

材料
マンゴー:500㎏水:適量
砂糖:150g(30%)白ワイン:大匙3
レモン果汁:大匙1.5 

作 り 方

①冷凍マンゴーを鍋に入れて解凍します。

②砂糖を加えてしばらくおくと、果肉から水が浸み出します。

③強~中火で沸騰させ、ヘラで実を潰しながらかき混ぜます。

④果肉が柔らかくなったら、白ワインを加えて弱火で煮ます。(水が足りない場合は、適宜水を足します)

④焦げ付かないようにヘラでかき混ぜ、果肉に透明感が出て崩れたら、レモン果汁を加えて火を止めます。

⑤熱湯消毒したガラス瓶にジャムを移して蓋を閉めます。室温で冷ましてから、冷蔵庫等に貯蔵します。
<一口メモ>
冷凍マンゴーは、実がサイコロのように角切りになっています。
サイコロが比較的大きいので、ジャムにする場合は、煮ながらヘラで潰したり砕いたりした方が、早く煮崩れます。

<ミニ知識> マンゴー
ウルシ科マンゴー属の常緑高木。樹高は40メートル以上に達します。原産はインドからインドシナ半島で、インドでは4000年以上前から栽培されています。
ウルシ科のため、かゆくなったりかぶれたりする場合があります。
日本には明治に伝来しましたが、本格的な栽培が始まったのは1970年頃だといわれます。国内での主な産地は沖縄県や宮崎県、鹿児島県。海外からの輸入は、メキシコ、フィリピン、タイ、台湾などです。
マンゴーには500品種以上がありますが、国内産はアーウィン種がほとんどで、果皮がリンゴのように赤くなることからアップルマンゴーと呼ばれています。ペリカンのくちばしに似ていることからペリカンマンゴーと呼ばれるカラバオ種、果皮が緑色のキーツ種などがあります。
果物としてそのまま食べるほか、ジュースやドライフルーツ、プリンなどの洋菓子に幅広く利用されています。