桃ジャム(白桃)

ジューシーで甘く、やわらかな桃は、夏を代表する果物のひとつです。そんな桃で作るジャムは、夏の涼味たっぷりで、ソフトな食感、さわやかな甘さが魅力。夏の暑さも忘れてしまうような美味しさです。

材料
白桃:400㎏*ペクチン:小匙2
砂糖:160g(40%)*白ワイン:大匙2
レモン果汁:大匙1

作 り 方

①桃の実を流水で洗い、果皮を剥いて果肉を乱切りにします。果皮は色つけに使いますので、捨てないでください。

②果皮を小鍋に入れてひたひたの水で煮ます。皮の色が白くなったら取り除き、赤い液を作ります。(「リンゴ等の皮からの色つけ」を参照)
*ジャムをピンク色に染めるためです。この工程は省いてもかまいません。

③乱切りにした果肉を鍋に入れ、ヘラの先で果肉を砕きながら果汁を出します。(フードプロセッサで細断してもかまいません)

④砂糖と②の赤い液を加え、中火で果肉が透明になるまで煮ます。

⑤弱火でヘラでかき混ぜながら水分を飛ばし、ペクチンとレモン汁を加えます。全体にとろとろ感が出たら火を止めます。少量のリキュールを加えて混ぜると、美味しくなります。
*白ワインなど、アルコール類を多めに入れる場合は、煮詰めるときに入れて水分を飛ばします。
*ペクチンは液が固まりにくい場合に入れます。

⑥熱湯消毒したガラス瓶にジャムを移し、蓋を閉めます。室温で冷ましてから、冷蔵庫等に貯蔵します。
<一口メモ>
桃の実は柔らかいので、果肉を潰さないように果皮を剥きます。
煮る時間が長すぎると桃の風味を損ないますので、早く熱が通るように最初に果肉を細かく砕いておきます。
※フードプロセッサを使った梨ジャムの作り方は、YouTubeをご覧ください。
<ミニ知識> 桃
中国が原産のバラ科モモ属の落葉小高木です。
中国では三千年以上前から食用に栽培されていたといわれ、桃源郷でも知られるように邪気を祓う不老長寿の樹木・果物として親しまれてきました。壽桃(ショウタオ)と呼ばれる桃饅頭もあります。
日本では縄文遺跡から桃の種が発見されていて、『古事記』にも桃が登場しています。
一般に桃と呼ばれているのは水蜜種で、白桃のほかに白鳳、黄桃の品種があります。山梨県、福島県、長野県などが主な産地となっています。