しょうがジャム

辛さが刺激的な、生姜でつくるジンジャー・ジャムです。生姜は古くから薬用として用いられ、健康にも良いとされています。リンゴなどの果物とミックス・ジャムにしても楽しめる、ちょっぴりおとなのジャムです。

材料
ショウガ:120g白ワイン:大匙2
砂糖:100g(80%)ペクチン:小匙1
レモン果汁:大匙2

作 り 方

①生姜を流水でよく洗います。

②茎を落とし、ザク切りにします。

③フードプロセッサに入れて、みじん切りにします。(包丁でみじん切りにしてもかまいません)

④鍋にみじん切りにした生姜と砂糖を入れ、1~2時間おいて水分を出してから、中~弱火で煮ます。焦げつかないようにヘラでかき混ぜ、生姜に透明感が出たら火を止めて15分間置きます。

⑤白ワインを加えて中火で沸騰したら弱火にします。生姜が柔らかくなったらペクチンとレモン汁を入れ、液に粘り気が出たら火を止めます。

⑥熱湯消毒したガラス瓶にジャムを移し、蓋を閉めます。室温で冷ましてから、冷蔵庫等に貯蔵します。
<一口メモ>
生姜は繊維質が強いため、すりおろすと繊維質だけが残りやすくなります。繊維質が細断されるように、包丁かフードプロセッサでみじん切りにすることをお勧めします。
生姜は刺激的な辛さがありますので、酒類やほかの果物を入れて、マイルドにしたほうが食べやすくなります。
<ミニ知識> 生姜
ショウガ科ショウガ属の多年草。
インドからマレー半島が原産といわれる香辛野菜で、根の部分などが食べられます。
紀元前数世紀にはインド・中国などで食用にされ、ヨーロッパには1世紀、日本には3世紀頃に中国から伝わったいわれます。
古くは薬用として用いられることが多く、現在では香辛料や薬味、菓子、飲料などに幅広く利用されています。
東南アジアやアフリカ・中央アメリカなどで栽培され、日本には中国産が多く輸入されています。国内では高知を中心に、熊本、千葉、宮崎、鹿児島などで栽培されています。