ぶどうジャム(トンプソン)

緑色をした輸入ぶどう・トンプソンでつくるジャムです。実を1/2にカットして、皮ごと煮込みます。種なしなので種取りの手間もなく、簡単に手作りジャムが楽しめます。甘くて酸味のある爽やかなジャムです。

材料
トンプソン:300g白ワイン:大匙2
砂糖:80g(25%)
レモン汁:大匙1

作 り 方

①ぶどうの実を流水で洗います。

②実を1粒ずつ1/2に切って、皮ごと鍋に入れます。砂糖を加えて、1~2時間置いて水を出します。

③中~弱火で煮ます。沸騰したら弱火にし、実が柔らかくなったら火を止めて15分おきます。

④白ワインを入れて中火で沸騰させ、弱火にします。

⑤焦げつかないようにヘラでかき混ぜ、実が溶け出してとろとろになったらレモン汁を入れます。かき混ぜて粘り気が出たら火を止めます。

⑥熱湯消毒したガラス瓶にジャムを移し、蓋を閉めます。室温で冷ましてから、冷蔵庫等に貯蔵します。
<一口メモ>
トンプソンの皮は煮ても果肉から剥がれませんが、薄いので皮ごと煮込んでジャムにします。
水分が多く甘いので、砂糖は入れすぎないようにします。
白ワインは、入れると味がまろやかになります。
<ミニ知識> トンプソン
ブドウ科ブドウ属。
にオスマン・トルコで栽培されていた種なしブドウの品種サルタナで、ウィリアム・トンプソンがカリフォルニアに導入したことが、名前の由来とされています。トンプソン・シードレスとも呼ばれています。種なしのため干しブドウに利用されています。
緑色で楕円体をしたやや小さめのブドウで、果肉はやや固めです。
輸入ブドウとしてカリフォルニア産が8~11月、チリ産が12~5月にかけて出回ります。