ぶどうジャム(ロザリオビアンコ)

大粒の白ぶどう・ロザリオビアンコで作るジャムです。実は1/4にカットして、皮ごと煮込みます。甘くてほのかな風味が広がる、さわやかで上品な葡萄ジャムが楽しめます。

材料
ロザリオビアンコ:500g 
砂糖:125g(25%)
レモン汁:大匙1
白ワイン:大匙3

作 り 方

①ぶどうの実を流水で洗います。

②実を1粒ずつ1/4に切って、串で種を取り除き、皮ごと鍋に入れます。砂糖を加えて、1~2時間置いて水を出します。

③中~弱火で煮ます。沸騰したら弱火にし、実が柔らかくなったら火を止めて15分おきます。

④白ワインを入れて中火で沸騰させ、弱火にします。

⑤焦げつかないようにヘラでかき混ぜ、実が溶け出してとろとろになったらレモン汁を入れます。かき混ぜて粘り気が出たら火を止めます。

⑥熱湯消毒したガラス瓶にジャムを移し、蓋を閉めます。室温で冷ましてから、冷蔵庫等に貯蔵します。
<一口メモ>
ロザリオビアンコの皮は煮ても果肉から剥がれませんが、薄いので皮ごと煮込んでジャムにします。
水分が多く甘いので、砂糖は入れすぎないようにします。
白ワインは、入れると味がまろやかになります。
<ミニ知識> ロザリオビアンコ
ブドウ科ブドウ属。
山梨県の植原葡萄研究所が、1976年にロザキとマスカット・オブ・アレキサンドリアを交配して作った品種です。
ロザキはアラビア原産の白ブドウ、マスカット・オブ・アレキサンドリアは北アフリカ原産の白ブドウ。ロザリオビアンコもその名の通りの白ブドウで、糖度が高く酸味が少ない大粒の楕円形のブドウです。
山梨県を中心に、長野県、山形県などで栽培されています。