シークヮーサー・マーマレード

ヒラミレモンとも呼ばれる、沖縄特産の酸っぱい柑橘類でつくるマーマレードです。 酸味の利いた、さわやかで目の覚めるようなシークヮーサー独特の味が楽しめます。

材料
シークヮーサー:200g(8個)
砂糖:60g(30%)リキュール:少々
水:適量

作 り 方

①シークヮーサーの実を流水で洗い、横に1/2に切って種を除きます。

②次に縦に1/2に切って果皮を剥き、房の白い筋を取り除いて鍋に入れます。果皮はピールに使います。

③果皮の白い筋を取り除いて、千切りにします。千切りにした皮を水に入れて揉み洗いし、ザルで水を切ってから新しい水に1時間浸します。
*果皮に含まれる苦味をとるためです。苦み抜きの時間は、好みに合わせて調整してください。

④房が入っている鍋に③の苦み抜きを終えた皮(ピール)と砂糖を入れ、ひたひたの水を加えて強~中火で煮ます。

⑤沸騰したら弱火にして、皮(ピール)に透明感が出るまで煮ます。とろとろになったら火を止めます。好みで少量のリキュールを加えて混ぜると、美味しくなります。

⑥熱湯消毒したガラス瓶にマーマレードを移し、蓋を閉めます。室温で冷ましてから、冷蔵庫等に貯蔵します。
<一口メモ>
シークヮーサーは酸味と香りを添えるために使われる果物で、果皮に含まれる苦味は他の柑橘類に比べて強くありません。香味を損なわないためには、水で軽く苦味抜きをすれば十分です。
また、ペクチンを大量に含んでいますので、洗い流しすぎないようにします。
<ミニ知識> シークヮーサー
ミカン科ミカン属ヒラミレモン。和名をヒラミレモンともいいます。
原産は不明ですが、奄美大島以南の南西諸島、台湾に自生しています。琉球語でシーは酸、クヮーサーは与えるという意味で、果汁を染み抜きや洗濯に使ったことに由来します。
沖縄の特産品として飲み物や料理などの添加物として使われます。