黄金柑マーマレード
黄色くて小さなミカン、黄金柑で作るマーマレードです。雑柑類の自然交配種で、甘みと酸味のバランスも良く、ナチュラルでさわやかな味と香りが楽しめます。
材料
| 黄金柑：700ｇ | リキュール：適量 |
| 砂糖：210ｇ（30％） | ペクチン：小匙2 |
| レモン果汁：大匙2 | |
| 水：適量 |
作 り 方
①黄金柑の実を流水で洗い、1/4に切ります。
②皮をむいて、果肉を鍋に入れます。果皮はピールに使います。
③果皮を千切りにし、1時間程度水に漬けて苦味を抜きます。
④鍋に果皮（ピール）と砂糖を入れ、ひたひたの水を加えて強～中火で煮ます。沸騰したら弱火にし、皮に透明感が出たらリキュールを加えます。
⑤粘り気が出たらペクチン、レモン果汁を加えてかき混ぜ、火を止めます。
⑥熱湯消毒したガラス瓶にマーマレードを移し、蓋を閉めます。室温で冷ましてから、冷蔵庫等に貯蔵します。
＜一口メモ＞
黄金柑は種がほとんどありませんが、種がある場合は煮てると浮いてくるので取り除きます。＜ミニ知識＞ 黄金柑
ミカン科ミカン属キミカン。明治時代に鹿児島県日置郡で黄蜜柑として知られていた品種で、詳しいルーツは不明です。愛媛県に導入された際に、黄金柑と名付けられました。
果皮が黄色で、直径4～5センチメートルと小振りです。さわやかな香りで糖度が高く適度な酸味、果汁の多いのが特徴です。
3～5月上旬が出荷時期ですが、生産量が少ないため、限られた期間しか市場に出ません。
神奈川県と静岡県が主産地で、ゴールデンオレンジとも呼ばれています。